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施設長挨拶

グループホーム瓜生は、設立以来22年が経過しました。

平成6年に多摩市の医療関係者が集まってグループホームを立ち上げ、半年間の施行期間を経て平成7年の4月から正式に発足しました。

【グループホーム瓜生のこれまでの歩み】

 

長期にわたり精神病院に入院して回復はしたものの、退院しても実家に戻ることができない人、社会生活の経験がなく、いきなりアパート暮らしは不安という人、あるいは退院して家に戻ったが、引きこもったり、家族と折り合いが悪いなどの理由で、いずれは自立したい人が利用できるシステムとしてグループホーム(共同生活援助)があります。

グループホームはいわゆる生活の世話や介護をする場ではなく、地域で自立した生活が営めるように生活のリズムをつけ、地域の支援機関を利用し、共同生活をしながら人間関係の改善を図り、一人暮らしに必要な技術を身につけるための施設です。

ですから、金銭管理、服薬、日常生活動作など基本的なことはある程度習得している人が対象となります。

しかしながら、これらをすべてクリアしている人は外部とのつながりを持てない人、就労意欲の乏しい人、人間関係がうまく取れない人、日常生活技術が足りない人など、

何人かは問題のある人が少なからずいました。​

ここのグループホームの居室は25,02㎡であり、一人住まいのスペースとしては良好です。

遠足、カラオケ、バスハイク、忘年会、歓送迎会など、行事も年間6回ほど行事が組まれており、週に2回の夕食会も含め、メンバーの交流は活発に行っています。

グループホームのメリットは身近なところに相談できる人がいて、困ったときにすぐ対応できるという点があげられます。

                                                                  坂田史郎

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